25年越しで見た作品。
ぼくはTMネットワークの、とりわけ木根尚登さんが好きなので原作は読んでいた。その映画化作品。
最近木根尚登熱が高まった勢いで購入。
見た感想は、小説の流れを思い出した!という感じです。
少女の憧れとも取れる少し年上の男の人への恋心や離婚するかもしれないという家族の問題などを、言葉を話す犬ユンカースが巻き起こす不思議な出来事で動かしていくファンタジー。
主人公の女の子は大人の入口である小学六年生。そこから大人に変わる直前の切ない感覚が出ていてとても良かった。
あと背景がすべて具体的場所で、とても美しく表現されていてよかった。