クロキ

バットマン リターンズのクロキのレビュー・感想・評価

バットマン リターンズ(1992年製作の映画)
4.0
今作はバットマンより悪役であるペンギンやキャットウーマンの出番のほうが多い。感情を暴力や殺人で訴えるべきではないと思うが、生い立ちや仕打ちを見ると彼らの怒りや悲しみはもっともな部分が多く中々憎めない悪役達だ。特にペンギンは救済がなく、彼の最後はいたたまれない気持ちになる。バットマンのかっこよさは変わらずだが、前作のジョーカーにはない悪役哀歌が今作は聞こえてきそうだった。
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