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ハード キャンディのnodoubtのレビュー・感想・評価

ハード キャンディ(2005年製作の映画)
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※記録用です。

出会い系サイトで知り合った32歳のジェフ(パトリック・ウィルソン)と14歳の少女ヘイリー(エレン・ペイジ)。
意気投合した2人はジェフの自宅へと向かう。
自宅へ着き会話を弾ます2人。
ヘイリーが作ったスクリュードライバーを飲み干したジェフは次第に意識が朦朧となり…。

目を覚ますとそこはキッチン。
手足を縛られ、裸にされた下半身には氷袋が乗せられていた。
手術着を着た彼女は言う。
「きっと手術は大成功よ。去勢してあげる。」

日本のおやじ狩りをヒントに作られた映画だそうですが、こんなにえげつないおやじ狩りは聞いたことありません(笑)。

ほぼ全編がパトリック・ウィルソンとエレン・ペイジの2人芝居で、エンドロールを見たらキャストは5人(実際はトイレから出てくるだけの女の子も含め6人)だけでした(笑)。

恐怖のおやじ狩り(タマ狩り?)を実行する悪魔の14歳を演じたエレン・ペイジ。
その大人びた表情とセリフ、その狂気の演技はスゴいの一言。
「X-メン」の可愛いキティを想像していたらビックリです。
善人面したロリコン野郎パトリック・ウィルソンの脂汗たっぷりの熱演も見逃せません。

ややダラケた展開、ヘイリーの正体とそこまでする理由、そして何よりジェフはなぜ最後それだけのために○○してしまうのか。
突っ込みたい部分は多々ありますが、印象的なラストの2人のシルエットと、ヘイリーの「なんてね…」に免じて許してあげましょう。
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