オノタカノフ

アサシンのオノタカノフのレビュー・感想・評価

アサシン(1993年製作の映画)
3.0
ヒロインのマギーの担当者(?)のブライアン・フェリィの出来損ないみたいな人が、中途半端。彼女に愛情を持っているならもっと葛藤を見せて欲しいし、そうでないならもっとクールであって欲しかった。

マギーとJPの関係も何だかなあ。会った途端に一目惚れは結構だけれども、何か一捻りがないと、マギーが自分の存在を隠すためのカムフラージュとして手近なところにいたJPを誑しこんだようにしか見えないし、あるいは一晩のお相手として選んだだけのようにしか見えない。

マナー講師みたいな役割のおばちゃんと、始末屋のおっさんの、妙な存在感は良かった。ああ、それともちろん、ヒロインのブリジット・フォンダの、途中から醸し出され始める可愛さも。

何よりも、ニナ・シモンを持ってくるセンス。これはgood。
オノタカノフ

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