黄推しバナナ

アサシンの黄推しバナナのレビュー・感想・評価

アサシン(1993年製作の映画)
3.0
監督 : ジョン・バダムによる1990年、フランス映画、リュック・ベッソン監督、「ニキータ」のリメイク作品。

冒頭からラストまで多少のカメラワーク、演出(場所、物、アメリカで撮影)が多少の違いがあれど、今まで見てきたリメイク作品の中で抜群で100%に近いリメイク。

パーフェクトリメイクだ!

今の所ここまで忠実に再現しているリメイクは見たことが無い。
※私が3000作品以上(それ以上は不毛なので数える事を辞めました)見た中での話です。





ど…

なんだろうね…

この悲壮感のなさは…
罪の意識の贖罪のなさは…
監督のジョン・バダムが悪いわけでもなく…
出演者のブリジット・フォンダが悪いわけでもない…

ざっくり言えば「アメリカ」と「フランス」の違い…
食べ物が違うからと言うか…
土地の違いというか…
育ちの違いというか…
血というか…
骨というか…
DNAというか…
文章では伝えにくい…

それが無いので「ニキータ」最大な見せ場の3つ、
①レストランでの絶体絶命裏切り絶望の暗殺
②恋人と旅行中のバスルームでの後悔、過去への懺悔、今の暗殺の仕事への罪の意識の入り混じった暗殺
③死体処理クリーナーが来ての「命が消えるとはという」惨劇、悲劇
があっさり味で淡々と終わる…
さすがアメリカと言いたい…
人殺すにも躊躇しない…
獰猛な…
言い過ぎか…
申し訳無いです…
※憤りのメイションを送るのは辞めてね😜

余談ですが、
「ニキータ」と比べて良かった点は、
①レストランでの絶体絶命裏切り絶望の暗殺で使われた銃器
「ニキータ」
M.R.I.リミテッド社 デザートイーグル
男性でも反動が大きく暗殺に向かない
「アサシン」
ヘンメリ社 射撃競技用ピストルM280
女性にはやや大きく見える銃であるが、射撃競技用とあって反動は小さく連続発射時でのエイムブレも少ない

やはり銃社会のアメリカ。デザートイーグルでは突っ込まれるのを危惧してか銃の種類を変更した。

②恋人と旅行中のバスルームでの後悔、過去への懺悔、今の暗殺の仕事への罪の意識の入り混じった暗殺で使われた銃器
「ニキータ」
シュタイヤー・マンリヒャー 社 ステアーAUG
オーストリアの軍隊用に作られたアサルトライフルなので近距離から中間距離用に的しているため殺し屋が長距離から狙撃するにはどうなのと思う。
「アサシン」
このライフルが何を元にカスタマイズして作っているのか分らず仕舞い…女性が撃つのを考慮してハンドガードが改良されていたり長距離用スコープがカスタムされていたりとアメリカらしい…銃口の長さからして長距離向きなのは分かるがサイレンサーはいらないかなぁ…話の設定上しょうがないけど…

やはり銃社会のアメリカ。ステアーAUGでは突っ込まれるのを危惧してか銃の種類を変更した。

「ニキータ」の方が気になると思われた方は是非見てください。
また私もレビューで気が向いたら上げます😜

殺した人達の血で汚れた手で最愛の人を触れられない…
最愛の一般人(普通)の人を触ってはいけない…
抱き合う事もできない…
儚い…
もどかしい…

そんな作品、
「ニキータ」を先に見ず…
「アサシン 暗・殺・者」を先に見た方は………

心中お察しします…

①鑑賞年齢20代(学生)
②心に余裕鑑賞なし
③思い出補正なし
④記憶明確
黄推しバナナ

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