なにこの女性、化け物か、と思わせる位に強い、死なない、何やっても無敵である。
映画 『SALT』 のヒロイン “ソルト”。
旧ソ連時代、少女のときにスパイとして訓練を受けアメリカに送り込まれ、現在CIAで活躍する所謂 “二重スパイ” の “イヴリン・ソルト”、実は “三重スパイ” であったのだ。
何故、そんなややこしいことをするのか。
じつは、スパイ組織が少女をスパイとして養成するため、両親を事故に見せかけ殺害した。 さらに、その組織により結婚した現在の夫をも、スパイとしての真意を謀るため目の前で撃ち殺されたのである。
その組織に対しての復讐劇であったのだ。
無双の女スパイ “ソルト” 役のアンジェリーナ・ジョリー、このとき35歳、円熟味溢れ大女優街道をひた走り中であった。 乳腺切除はこの3年後である。
主なキャスト
＊スパイ組織のリーダー “オルグ” 役のダニエル・オルブリフスキー：適役である。渋い。
＊CIAの防諜部 “ピーボディ” 役のキウェテル・イジョフォー：仲々やるなァ。
続編アリ...の如くのエンディングであるが、この一作で終わらせておくのが無難。
つっこみいっぱいなるも......
アンジーファンなら、殆んど独り舞台の大活劇。 いいんじゃない！？！
