レッドキング

キャットウーマンのレッドキングのレビュー・感想・評価

キャットウーマン(2004年製作の映画)
3.0
キャットウーマンは自分の中ではミシェル・ファイファーのイメージが強かったですが、ハル・ベリーが演じたキャットウーマンの方が好きかも。
ヒーロー的に小悪党をやっつけたりするのかと思ってたけど、地味に宝石盗んでたりしてたのね…。

「本当のアタシを知ったら嫌われるかも」
「ウソもホントも、どっちもあなたじゃないの」っていう友達のセリフがなかなか的を得ていましたね。
男性優位社会に物申す描写も垣間見えて、抑圧された鬱憤をキャットウーマンが放出していくのは爽快感があるかも。
老いに抗うトップモデルをシャロン・ストーンが演じるというのもなんだかなぁ…。

サムライミ版スパイダーマンみたいなちょっぴり粗いCGとアクションも大したことはないのですが、
ハル・ベリーのPVとして観るにはいいかも。
引っ込み思案な女性から何者にも縛られない自由な女性像を演じきっている。
のちにジョン・ウィックでは犬を手下にしながら銃をぶっ放すアクションまでやっちゃうんですからね。
ラズベリー賞もらうほど低評価だったみたいですが、そこまで酷いとは思わなかったけどな。
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