レゲエが大好きな私からすると,豪華すぎる1作でした.
ストーリーはありがちというか,異教徒の男女が恋に落ちて,音楽を通じてわかりあっていくみたいな,よくある感じではあるのですが,舞台がジャマイカであるということが,この作品の重厚さを増している思います.
ラスタファリアンの男性と,カトリックの女性.
ゲットーに住む人々と,そこでの暮らし.
そしてジャマイカの素晴らしき音楽・レゲエと,素晴らしき大自然.
日本にいるとなかなか知り得ない,ジャマイカという国のポジティブな面もネガティブな面も含めた現状がたくさん詰まった映画だと思います.