いかえもん

マイケルのいかえもんのレビュー・感想・評価

マイケル(1996年製作の映画)
3.5
久しぶりに80-90年代柔らかい雰囲気の映画が観たいなぁと思って長らくクリップしてたこちらの映画。

とあるタブロイド紙に務める主人公(ウィリアム・ハート)のところに、うちに天使がいるから会いに来てと手紙が届く。天使の専門家を名のる新人女性記者(アンディ・マクダウェル)といっしょにアイオワに向かい、そこで出会った天使を連れて会社に帰ろうとするが、寄り道先であれこれと事件が起きて…というロードムービー。

このね、天使の役がジョン・トラボルタでね、ちゃんと背中に羽が生えてるんだけど。だけど、もう初登場のインパクトがすごい!デブってるし、寝ぐせだし、パンイチだし、でも羽が生えてる!っていう。それが、家の2階からノッシノッシって降りてくるわけですよ。ほんで、お腹とかぼりぼり搔きながら、シリアルに牛乳どばーっと入れて砂糖もありえんくらい入れてモシャモシャ食べる。煙草もめっちゃ吸う。これが天使ってマジか!そんな強烈なインパクトから始まる分だけ、ストーリーはちょっぴり尻すぼみな感じもある。

だけど、トラボルタ出すなら、やっぱダンスさせるよねーって感じで途中でダンスシーンがあるんだけど、これがまたいいんだよなー!きたー!トラボルター!って感じ。

監督誰だろう?と思ったら、なんと、ラブ・ストーリーならこの人だろうのノーラ・エフロンですよ!そういやそんな雰囲気もちょっとあるにはあるかも。まあ、トラボルタの天使姿を見るだけでも価値ある作品かな。