ゆんぶりっく

キャビン・フィーバーのゆんぶりっくのレビュー・感想・評価

キャビン・フィーバー(2002年製作の映画)
3.3
ヤンチャな若者連中が1週間ヤリまくり飲みまくりのパーティをしようと山小屋を訪れるも、皮膚が溶ける謎の奇病により大変な目にあうというイーライ・ロス監督の山小屋ホラー!
良くも悪くもB級感漂うしっちゃかめっちゃかな展開や謎シーンを楽しめるかどうかで評価が変わるであろう一本!

個人的には良かったところとハマれなかったところが混在している作品でした。
ずっと片思いしていた幼馴染のパンツに手を入れていい雰囲気か…?と思いきやデロデロになった太ももに指を突っ込んでいました!というシーンが好きですね。
もはやギャグだもの…笑
謎のパンケーキカンフー少年や、人種差別主義者かと思いきや…の謎ギャグも悪くないです。

一方でそんなに個人的に評価が上がらなかった点としては
山小屋ホラーと言えども悪霊に取り憑かれたり殺人鬼に襲われたりすることがなく、あくまで感染病が怖いという話なんですよねコレ。
しかも皮膚はデロデロになれど、それで死ぬわけではなく、燃やされたり犬に襲われたり射殺されたりと、発端は感染症でも大体がゴタゴタで死んでいく。
山小屋という閉鎖的で逃げ場のない場所を舞台にしている割には、隣家で人妻の裸を眺めて逃げ帰ってきたり、ブタをサンドバッグにしているおばさんに会ったり、結構人と遭遇するのにその人たちは特に話に絡んできたり死んだりしないもんだから
「このシーンいる??」
なんて思ってしまったり。
ハッパ持ってた男ももうちょい上手く使えないもんかなぁ…
なんか脚本が迷子になってる感を感じてしまった部分はあります。
まぁ低予算に多くを求めてはいけないのでしょうけども…

とは言えこの辺は細かいツッコミどころと言えなくもないですし、全体的には楽しかったなぁという印象です。
ゆんぶりっく

ゆんぶりっく