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オーディションのmndisのネタバレレビュー・内容・結末

オーディション(2000年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

コメディタッチもありながらバイオレンスやホラーの要素を含んだモラル崩壊のぶっ飛びカルト映画。

こういうのやらせたら世界中に三池崇史に勝てる人は絶対いない!とにかくずっと面白い!何気ない展開の序盤から映像も素晴らしく楽しめる。

当時の映像のテイスト特有のものなのか、エヴァンゲリオン、松本人志のコントとか同じテイストを感じるシーンがあり90-00年代の空気感をぷんぷん感じる。



テーマは昔からある問題ではあるとはいえ、実にタイムリーな映画だ。

権力を持つ男達が、その力を使い女性をモノの様に扱う様な行為が、週刊誌を代表するメディアに暴かれ始め、それが「文春砲」などと言われ恐れられているが、その数百万倍ぐらい恐ろしい逆襲がこの映画では描かれている。

石橋凌演じる男はどこか、周りの女の人に罪悪感を感じているが(犯罪者になった気分だ発言)、それが止められないのも面白い。

松本人志のR100がこれの影響をモロに受けていると思うのは俺だけじゃないはず。
色々似ている。。


あと地味に犬の演技凄すぎ!!
動きが完璧過ぎる
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