キリキリキリキリ〜のレビューでお馴染みのオーディション。ようやく観れました。映画のオーディションと言って女性を集めそこから再婚相手を見つけるという展開で進んでいきます。全体的に夢なのが現実なのか曖昧な表現が多く、それがより気味悪さを色濃くしている印象。音の効果も絶妙で怖さを引き立てる。シーンとした静寂が流れた後に音を少し大きめに流す事でなんて事無い日常のシーンも恐ろしく感じる。個人的に一番怖かったのはずた袋のある古びた部屋で黒電話を前にしずーーっと電話が鳴るのを待っている麻美さん。ニヤァっと笑う口元が何とも恐ろしい。
そんな静かなホラー、ミステリアスな雰囲気が良かったので後半の展開は怖かったし痛かったけどいまいち。結局どういう事？何だったの？って首を傾げてしまいました。メンヘラな女に捕まったら大変だぞ〜って事なのかな？？
