山下耕作監督の『博奕打ち 総長賭博』路線のかっちり組まれた任侠もの。そのため展開は読めるがやはりの様式美を堪能出来て満足度は高め。鶴田浩二、高倉健、藤純子の主役級スターに菅原謙次、長門裕之、伊吹吾郎…
>>続きを読む鶴田浩二の歌シリーズのひとつ
「傷だらけの人生」も豪華キャストだったけどこちらは更に輪をかけてスターが勢ぞろい
でもスターが勢ぞろい過ぎてかなり渋滞起こしてる感があるのは若干アレ
伊吹吾郎とか…
このレビューはネタバレを含みます
渋さを極みきれていない菅原謙次が微笑ましい、
高倉健の出演を知らずに観ていたものだからあの登場は図らずも高揚
鶴田浩二との殴り込みもさすがの迫力
将来任侠映画で簡単に泣いてしまうおばさんになりそう…
任侠映画でありながら男と女の縺れ合いが主旋律になっている。
病身の親分の娘桜町弘子の事を思っている若頭鶴田浩二は、彼女のおもいが兄弟分の代貸菅原謙次にあることを知り、彼女からも跡目の事からも身を引…
昭和初期の組同士の抗争に立つ一人の男の生き様。
鶴田浩二の個性、良さ、ここに極まれり。
この顔、顔、顔。
なんと映画映えする顔と佇まいだろうか。
博奕打ちや次郎長三国志で見せるいつもの鶴田浩二っ…