負けず嫌いでお調子者の坂本タカシは羅針高校最強の3年生。
たまたま出かけた修学旅行先で茨城県番長・鬼沢と間違えられ、訳も分からないまま喧嘩をふっかけられる。
一蹴したタカシだったが、敵はそれだけではなかった…。
『喧嘩番長』シリーズ3作目。
主演はお笑いコンビ・ピースの綾部祐二。(30過ぎで高校生役!?)
北海道から沖縄までの47都道府県の番長が、同じ時期同じ場所に集結。
各県の番長たちに、一人一人名前を紹介していく丁寧さは恐れ入りました。
お笑い芸人が多くて、他の不良をあつかった映画よりちょっと迫力にかけるけど・・・ まぁ、面白かったと思います。
映画全体の7割くらいが喧嘩で占められており、さすが喧嘩番長といった感じです。
内容は単純明快で中弛みもなく、見終わったあとはすっきりします。
最近の映画に多い様な、グダグダで謎が解かれないまま終わったりはしないので、安心して見られるかな。
あと、ヒロイン役の谷澤恵里香が可愛かった。
難点といえば、登場人物が多くて敵味方がちょっとわかりずらかった。
何も考えずになんとなく見るには十分楽しめます。