トニー・レオンもよいけどタン・ウェイがすごい。大島渚監督の「愛のコリーダ」以来の体当たり演技を見た気がしました。松田暎子ほどではないのだけれど、とにかくすごい。
だからといってそれだけの映画ではなく、物語も面白かったです。なので、何年経ってもたまーに思い出すんですよね。映画館で一度観たきりですが、また観てもいいと思えます。
さすが、「ブロークバック・マウンテン」のアン・リー監督作品ですよね。
「ブロークバック」も本当に良い作品で、この「ラスト、コーション」のように俳優にも恵まれていました。つまりは常によいキャスティングディレクターを抱えているのでしょうね。
一度は観ても損はない作品です。