カフカ

つぐみのカフカのレビュー・感想・評価

つぐみ(1990年製作の映画)
3.8
冒頭のモノローグから引き込まれた。これは吉本ばななの文体に惹かれたのか、この映画自体の雰囲気に引き寄せられたのか分からないけど、最後まで飽きずにこの海辺の町のどこか鬱屈としていながら落ち着く静謐な物語に浸れた。

“あの夏は、胸のあたりで覚えている”

観ようと思ったきっかけは、番組内容に書かれたこの一節にただ純粋に惹かれたからだけど、観て良かった。
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