記憶にはないが吉本ばななブームの頃、原作は読んでるはず。
中嶋朋子のナレーションは沁みる。
「ニューシネマパラダイス」が上映されている頃の銀座や、昭和の面影を残す診療所の様子など、ビジュアル的には楽しい。
ただ、やはり
それが肝なのだとわかってはいても、序盤の主人公の暴言の数々はあまり好きではない。いくら優しい音楽で中和していても、だ。まあ、そのうち背景がわかってくるとなんとなく受け入れちゃうけどね。
ストーリーというよりは、吉本ばなな特有の言葉のチョイスを味わう作品かな。
牧瀬里穂ちゃんの演技は思ったより良かった。
