レオ

レッド・ドラゴンのレオのレビュー・感想・評価

レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)
4.1
人食いの天才、レクター博士を逮捕した優秀な捜査官、ウィルは気疲れから隠居生活を送っていた。そんなある日、目に鏡をはめ込む猟奇的な連続殺人が発生し、ウィルは再び捜査官に戻ることになるが...というストーリーのサスペンススリラー第3弾。

全体的に一作目に近い雰囲気の作品になっており、純粋なサスペンスとして見れば完成度は高く面白い。

レクター博士シリーズのファンからすると、彼の狂気が見られる1、2作目の評価が高くなりそうだけど、自分は1作目と同じくらいこの3作目が好き。

レクターと同じく犯罪心理を読む才能を持ったウィル・グラハムのクレバーなキャラクターがカッコ良いし、終盤の二転三転して先の読めない展開がハラハラして良かった。

前二作と変わらずそこまで恐怖感に重点を置いた作りではないけど、演出のスリラーっぽさは本作が一番強く、シリーズの中だとハラハラ、ドキドキ、といった言葉が似合う作風。

■共通項目
脚本:☆☆☆☆
映像:☆☆☆☆
音楽:☆☆☆☆
役者:☆☆☆☆☆
キャラクター:☆☆☆☆☆
オリジナリティ:☆☆☆
個人的好き度:☆☆☆☆☆

■ジャンル項目(サスペンス、スリラー)
ハラハラ度:☆☆☆☆
サイコパス度:☆☆☆☆
どんでん返し度:☆☆☆
(恐怖度:10)
レオ

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