オム

レッド・ドラゴンのオムのネタバレレビュー・内容・結末

レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

やっぱりエドワード・ノートンは最高ですよ…唯一無二の存在感。最後の緊迫感あるシーンの中で急に機転を利かせ呪文のようにホシを追い詰めるシーンが圧巻。緩急のある演技でレッドドラゴンのノートンの演技、すごく好き。

ストーリーはレクター博士シリーズらしく難解。全てをすんなり理解するのは難しいからこそ考察が楽しい。レクター博士を唯一逮捕できた刑事がレクター博士を頼りにして立って考えるとめちゃくちゃ不気味な構図だし、レクター博士が刑事に執着して事件を手中に収め、掌で転がして刑事追い詰めてくと思うとほんとにレクター博士怖い…嫌だ…

猟奇的なシーンはシリーズ上では少ない。でも精神的にじわじわと怖いのはレッドドラゴンな気がする。それと、クラリスにはあんなに冷たかったFBIがノートンにはそこそこいい居場所って考えると性差による扱いの差を感じて苛立つ笑

ノートンに、アンソニーホプキンスにレイフファインズ…名優のぶつかり合いも見応えある。

あと、単純にエドワードノートンがめちゃかっこいい。透明感もあって、真実の行方の時と今の渋さの中間でとてもいい。かっこいい。
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