当時の日本社会に鋭いメスを入れた社会派の作品。
ATG映画の割には結構真面目な作りにも思えた。
広島が舞台の原爆の作品は結構あるけど長崎が舞台の原爆映画はこれ以外だとあまり知らないな。
差別、差別…
ネタバレ
弱者が別の弱者を追い込み追い込まれる連鎖
※まずこの映画は生きたネズミを火にかけるなどもろ動物虐待場面有。平気でそんなことが出来る時代だったんだな・・・
長崎原爆後の被爆者を核とした反…
在日朝鮮人への差別
部落差別
被爆者差別
差別.差別、差別の連鎖
かなりの衝撃的作品でした。
昭和16年、戦後の長崎
原爆が落とされたあとの長崎の話
被爆されて苦しむ人や家族に
追い討ちをかける…
ヘッドライトに照らされて暗闇から無数の石を投げつけられて絶命する谷栄の役者魂凄すぎる。夢に出そう。宇野重とのあの会話から全てが恐ろしかった。米軍基地を抜けてニュータウンの団地群、ニッター奥様たちの微…
>>続きを読むこの内容をもうかなり前の話と言う人が普通にいるならば、人間の本質から目を背けているか、意識もしていないならば、とても怖い話だと思う。今でも形を変えて、私たちのここかしこで実際に起きている。
人間の愚…
冒頭、オープニングはグロ映像:注意だな。空腹のネズミがうじゃうじゃいるゲージに生きた鶏を放り込むのだ。ネズミが鶏に襲い掛かって食ってしまう。
原作は、「全身小説家」で出てきた井上光晴氏。
群像劇にな…