ここ数年、興味を持っている発達障害の流れで、かなり久しぶりに再鑑賞。
今回、感じたのは
自閉症のレイモンドほどでは無いけれど、
愛情表現が下手だったと表現されている父親や
衝動性が強くて、その場しのぎの嘘をつきがちな主人公のチャーリーにも、発達障害の傾向が隠れている（グレーゾーンな）のかも知れないと思った。当時はそこまで意図していなかったとは思うけれど。
同じ言葉を繰り返したり、ルーティンを崩されイレギュラーなことがあるとパニックになったり、人に触られるのが苦手だったり、見たいテレビや食べ物の順番に対する強いこだわりとか、表情がとぼしかったり、身体の動きがぎこちなかったり、コミュニケーションが独特だったり、知的障害や自閉症などの発達障害の方の代表的な特徴を分かりやすく見せていると感じた。
映画としては自閉症を演じたダスティン・ホフマンよりも、トム・クルーズの演技に感心した。
音楽がハンス・ジマーで、こんな昔から活躍してたのかと驚いた。
前半のダスティン・ホフマンとトム・クルーズが出会って旅が始まる辺りと、
レインマンの意味が分かるシーンと、メインマンとダスティン・ホフマンが言うシーンが良かった。
