タカシサトウ

レインマンのタカシサトウのレビュー・感想・評価

レインマン(1988年製作の映画)
4.0
 チャーリー(トム・クルーズ)がレイモンド(ダスティン・ホフマン)を連れ出すことや、ラスベガスで稼ぐくだりなど、話の展開はちょっと、取ってつけた感があるけれど、結末のつけ方はあれでいいのだろう。

 何といってもダスティン・ホフマンのレイモンドのサヴァン症候群(自閉症)は、ホントに完璧だったのでは。

 レイモンドの、歩き方も、通り過ぎる欄干を見ているのも、音の真似の仕方や、パニックになるのも自閉症の人そのものだった。

 かつて、自分が自閉症の児童が通う学級でバイトしていたことがあり、先生達とこの映画を観に行った時にもそう思った。

 映画とは違うけれど、あの頃会った子達は今はどうしてるだろう?と思った(2022.11.7)。