このレビューはネタバレを含みます
トム・クルーズ目的だったけど、名優ダスティン・ホフマンにくぎ付け
トップガンマーヴェリックで、追いトップガン、胸熱状態の時に、午前十時の映画祭でレインマンを発見。
トム・クルーズ祭りということで鑑賞。
ストーリーはなんとなく知っていて、自閉症の兄がいることがわかって・・・一緒にいるうちに家族としての愛情がわく・・・的な。
ロードムービーとして、車で移動しながら(兄が飛行機はだめだから)のちょっと珍道中。
ルーティーンを崩すことを極端に嫌う兄、最初は嫌がるけど、徐々に兄にあわせていく弟。
合わせてくれる弟に感謝もしない兄。
マイペースな兄と、常にイライラしてる弟。
決して、体を触らせなかった兄が、最後に頭を弟にもたせ掛けた時は
自然と涙が溢れました。
最後は、結局施設に戻る兄ですが、弟との別れも淡々としていて・・・
自閉症だからそんなもんかと。。。最後の大感動はなくて肩透かしでした。
自分自身の日頃の鬱屈でドロドロした精神性が、涙で少し浄化された気がした映画です。