午前十時の映画祭。
1988年公開のヒューマンドラマ。
サヴァン症候群の兄と高級車ディーラーの弟がシンシナティからロサンゼルスに向かう道中でお互いの関係性を再構築する話。
当時も劇場に行きました。
ちょうどアクションやファンタジー以外の作品に興味を持ち始めた年頃で、こんな映画もいいもんだと思った記憶があります。
大枠の展開が見事ですね。
細かい部分はご都合主義的だけど。
第61回アカデミー賞主演男優賞のダスティン・ホフマンもさることながら、若かりしトム様のイキりまくった芝居が憎めなさすぎる。
変化していく弟。
変化しているようなしていないような兄。
ラストシーンの表情の対比が切ないです。