ツナ缶

レインマンのツナ缶のレビュー・感想・評価

レインマン(1988年製作の映画)
4.2
何度見ても感動する映画を見たくて「レインマン」のDVDを購入。
ダスティン・ホフマンの演技もトム・クルーズの演技もよくて、兄弟愛に感動。

さすがに古い作品だから、ファッションやヘアスタイルには懐かしさより違和感を感じるものの、ストーリーには自分が年齢を重ねた分、昔、感じたものより深く強く感動することができた。

あらすじは、兄がいることを知らない弟のチャーリー(トム・クルーズ)が、縁を切った父親の死で、自分に遺産が残されないことで、兄のレイモンド(ダスティン・ホフマン)の存在を知る。レイは自閉症サヴァンって障害で施設に預けられているが、チャーリーは遺産の半分を求めて、レイを施設から連れ出して1週間をともにするロードムービー。
自閉症は対人関係が作れず、兄弟の絆を描くのも難しくダスティン・ホフマンの演技は最初から最後まで変わらない、トム・クルーズが演じるチャーリーの変化で兄弟愛を演じるんだけど、出会いから別れまでの短い間に絆が生まれる姿を、実にうまく表現していると思う、ラストシーンはすごく淡泊なんだけど、感動を押し付けるようなこともないのに涙がボロボロ出てしまった。
本当にいい感動作だった!!。

ドキュメンタリー番組で実在のサヴァン症候群を知ってはいたけど、ギフトとしか言えないスゴい能力、普通の生活力がある人って少ないんだけど、人間に備わってる特殊な能力に驚愕してしまう。
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