かめしゃん

レインマンのかめしゃんのレビュー・感想・評価

レインマン(1988年製作の映画)
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見ながらメモ

・冒頭から「闇バイトの世界だろ!」と思ってる

・時代が一周して、80sファッションなどが古臭く見えないので、いい時に観たなと思った 音楽もとても良い 普遍性がある強い映画

・トム・クルーズが悪い訳では無い話なんだが、「え?」とか「うん?」とか聞き返すときの英語が、「Han !?」なので、それを連発する場面が少し気になってしまった 喧嘩を売ってるように聞こえるんだけど、たぶん、「どうしたの?」とか「どういうこと?」とかそういうぐらいのニュアンスなんだとは思う

・ダスティン・ホフマンが演じる自閉症のケースは、あくまでも単一の個性であるということには注意が必要と思った それぞれで一つとして同じ症状はないと思う (寧ろ、一般社会の中で、誰もがそういうパラメーターを持っており、自閉症の程度がゼロの人は居ないと思う 無自覚で貧乏ゆすりとか、酒を飲まずには居られないとかも、外的ストレスによる不適合行動の露出と思う)

・また、トム・クルーズのように、冷えた心に火が灯った、みたいな救われ方をするケースは幸運なケースであって、実際はそう簡単にはいかないと思う だからこれは完ぺきなファンタジーとして観るべきであって、トム・クルーズが途中で、遺産のことはどうでもいいから兄貴と居たいんだと思う心とかも、かけがえが無さ過ぎるほど素晴らしいものであり、現実世界にはありえないファンタジーだと自分は思う

・ロードムービーとしても優れているまた観たくなると思う
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