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映画 闇金ウシジマくんのdaiyuukiのレビュー・感想・評価

映画 闇金ウシジマくん(2012年製作の映画)
4.3
10日(ト)で5(ゴ)割の法外な利息で金を貸し付ける闇金業者「カウカウファイナンス」。社長の丑嶋(山田孝之)は、非情な取り立てで、未來(ミコ)(大島優子)たち債務者を借金地獄のどん底に追い込んできた。だが、そんな丑嶋が何者かの罠にハマり逮捕される。
それは、多額の示談金を目当てにしたイベントサークル「バンプス」代表・純(林遣都)の策略だった。
闇金、チャラ男、借金苦のギャル。熾烈なマネーゲームがいま幕を開ける――。
「闇金ウシジマくん」シリーズ映画版第1作。
成功を夢見る学生サークルのリーダーのチャラ男と母の借金を背負った女子大生のニートがウシジマと関わり金と欲の泥沼にハマる。
「金は奪うか奪われるかだ」「若いウチに売らないと後悔する」「オヤジと食事して感謝する気持ちを金に換え、心を削る」などの名言。
金のために出会いカフェからさらに転落する女子大生ニートやイベントの会場代のために仲間がヘマをして慰謝料まで背負い闇に堕ちるチャラ男の転落ぶりから見える格差社会の悲惨さ、バイオレンスや拷問の残酷さ、山田孝之や大島優子らの熱演と新井浩文の怪演、傑作社会派バイオレンス映画です。
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