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八つ墓村のkirokuyouのネタバレレビュー・内容・結末

八つ墓村(1977年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

ひたすら たつやサンが可哀想な物語。

続きが気になって集中できたけど、鍾乳洞デートシーンだけは、私は一体何を観てるのだろうかという気分になった。

だいぶ前の作品だから技術的な問題だろうけど、演出がチープで、まるでドリフのコントを見ているよう。そんな中でも要蔵の気の狂った殺戮シーンは圧巻で、めちゃくちゃ怖かった。前日に偶然『おくりびと』観ていたので、山崎努の落差に驚き。

ラストは本当の父親のことをちゃんと掘り下げて欲しかったなという印象。

世代じゃないので主役の荻原健一でさえ、なんか見たことあるかも?程度で、はっきりわかったのは渥美清と、『砂の器』のおじいちゃん!と思ったら、監督や製作陣が同じなのね。市原悦子や田中邦衛には全く気づかず、子役が吉岡秀隆だったというのも後から知ってとても驚いた。
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