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ゴジラ対ヘドラのEDDIEのレビュー・感想・評価

ゴジラ対ヘドラ(1971年製作の映画)
3.7
公害から生まれた怪獣ヘドラとゴジラの大決闘。海洋汚染によって取るに足らない生物が人類の脅威となっていく。
奇抜な演出が脳裏に焼き付く不思議な作品。汚い存在であるヘドラすらなんだか愛着が湧くから不思議。
ただ飛行するゴジラには意表をつかれ笑うしかない。

鑑賞してから時間が経過してしまったので大したレビューは書けませんが、スクリーンタイムのほとんどでゴジラもしくはヘドラが出ていて、あとは謎に踊る日本の小市民が映し出される不思議な構成。
演出も何もかも奇抜なんだけど、これがなかなか良い。
ヘドラのゴジラとの戦い方も不利になれば飛んで逃げる。ゴジラも苦戦するわけです。
最終的な決着の仕方には笑うしかないんですが、この公害という環境問題を主題にしながら怪獣同士の戦闘は終始ふざけているというギャップが好きです。

あと、ヘドロにまみれてしまったネコちゃんが印象的でした。

〈キャスト〉
矢野徹(山内明)
矢野研(川瀬裕之)
矢野敏江(木村俊恵)
富士宮ミキ(麻里圭子/ビクター)
毛内行夫(柴本俊夫)
伍平爺さん(吉田義夫)
ヘドラ(中山剣吾)
ゴジラ、テレビ画面の民衆、下士官/3役(中島春雄)
自衛隊幹部将校(鈴木治夫)
自衛隊技術将校(勝部義夫)
学者(岡部正)
民衆(小川安三)
巡査(大前亘)
下士官(小松英三郎)
麻雀をする男(宇留木康二)
通信員(由起卓也)
ヘリのパイロット(権藤幸彦)
若者(中沢治夫)

※2023年自宅鑑賞152本目
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