りょうた

川の流れに草は青々のりょうたのネタバレレビュー・内容・結末

川の流れに草は青々(1982年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

清水作品を見ているような風景の魅力、子供の魅力。冒頭の村のロングショットで好きな作品だと確信するほど。その後の電車と競走するシーンで魅了された。豊かな自然の中にそこで暮らす村民と子供たちの姿があるだけで幸せだ(もちろんそこには制作側のセンスありきなのだが)。伸びやかな子供と初期侯孝賢作品にお馴染みのケニー・ビーや『風が踊る』では主人公と同棲していた男、毛布を売っていた男なども非常に良い。初期侯孝賢作品の男性キャストの「包容力」というか、人間味というか、そういう点に非常に惹かれる。今作のヒロインもまた一段と綺麗だ。
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