珍獣

汚れた顔の天使の珍獣のレビュー・感想・評価

汚れた顔の天使(1938年製作の映画)
5.0
テンポが軽快で冒頭から引き付けられる。
中盤のバスケ、なんか長くない?って思ったけどそれ以降の怒涛の展開はめちゃくちゃ面白かった。

ちゃんと悪の世界をかっこよさそうに描くことで、悪の魅力的で危険な部分を示している。

終わり方も見事だった。

「期待通りに振る舞うぜ」
振る舞っているということは本心では……?

イキって冷笑して暴力で人を押さえつけた男がラストでどうするのか。

悪いことするのはダサい、悪に惹かれる子供たちにはそれを教えるのが最も効果的なのだ。
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