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かあちゃんと11人の子どものcsmのレビュー・感想・評価

かあちゃんと11人の子ども(1966年製作の映画)
5.0
谷内六郎先生の可愛い絵から始まってオールスター演ずる大家族の民主主義?時枝が末娘なんて姉妹を感じさせないネとか思ってたらやっぱり左幸子の少女(処女)演技が始まるし、月経なんぞナシってくらい産む。恋愛は面倒という時代にも渥美清の手紙読んで頬染めて突っ伏す乙女な絶好調幸子。産婆は粂子、冠婚葬祭には是好、すれ違いざまにからかうのは泰ちゃんだけどもちろん言い返す幸子にお互いゴメンとペコペコ。当然正和だけ心臓弱くてマラソン大会であの走りを披露、がんばれがんばれで母ちゃんも後ろをついてく。御百度参りも良かった。電車にすら酔う母ちゃんのおかかのおにぎりと蒸しパン食べたい。三井弘次に売る牛一頭410円。観客側も初夜とか赤子描写にワァと声漏らすオールスターでさらに楽しい。
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