とにかく警察がアホすぎる。
監督がクラッシュシーンを撮りたかっただけという理由でか知らないが、現金輸送中に交通事故に遭いすぎ。無駄なカークラッシュ。ネズミがズボンから侵入して誤射して犯人の1人をぶっ放しちゃったり。
でも犯人たちもアホである。明らかに不審な動きをする人質に気付かないし、もう切れる理由もめちゃくちゃ。
映像は同監督作のハンガーと同じくスロモーションとカメラブレブレなカットが多用されていて、90年台風の映画みたいだ。
何より気になるのは犯人の要求する時間が短すぎる。だから観客からすると明らかに間に合ってないのに犯人はもう時間のことを何も言わなくなっていたりして。重箱の隅をつつくようでいやらしいけれど、やっぱり気になるぅー。
もうガーバーのスーパー行動力だけで成り立っていた映画でした。
ところでこれ邦題つけた人は本編観たのかしら？サブウェイ、地下鉄列車が舞台になるからというだけで勝手に衝突って付けたの？デンゼル・ワシントンとジョン・トラボルタ達が衝突していたとも言い難いし…(最期のセリフが"You're my god demn hero.”ってのがまた男臭いというかちょい古臭いというか。あれがいいんじゃないか！という人は沢山いるんだろうけれど。)衝突といえば前述の通り、警察の車と一般市民の車の「衝突」くらいだろう。
