甲冑

ガーダ パレスチナの詩の甲冑のレビュー・感想・評価

ガーダ パレスチナの詩(2005年製作の映画)
4.0
ガザ側の、時に我々と変わりないくらいの家族の日常。からの武力進行。イスラエル軍はただ生活を脅かす外敵として描かれるため、その背景や事情の視点が乏しくファクトが分かりにくい。唯一ガザの婆さんがアメリカ(ユダヤ・ロビーを示唆)に触れているが、イランとの関係、米、露、最近では中国まで俯瞰した方がいいかも。今もイスラエルが絡むからだろうけどパレスチナ問題一色になるメディアもどうなのかとも(それはそれでハマースの狙いは成功しているか)。主人公の方が主婦をしながらナクバの頃を実地調査したり学者の道に進まれたりすごい。インティファーダってまじで投石でやってるんだ…とか実際の映像は勉強になった。
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