午後ローぴょんぴょん待ち

プラン9・フロム・アウター・スペースの午後ローぴょんぴょん待ちのレビュー・感想・評価

1.3
 エド・ウッドの代表作であり、今日のクソ映画文化が形成される礎となった記念碑的作品である。
 しかし実際に作品を見てみると、行き過ぎていて逆に面白いとかではなく普通につまらない。
 ただエド・ウッドが凄いのはそれでもある種の様式美に魅せられてしまう所にある。クリズウェル氏の語りで始まるファーストカット、お決まりのキャスト、セットのチープさ等、随所にエド・ウッドらしさが光っている。よっぽどのマニアでもいちいち監督の名前など覚えていないクソ映画というジャンルで、ここまで独自性を打ち出せるのもある種の才能ではないだろうか。
 ちなみに三回くらい寝落ちしてやっと最後まで見通せた。