いやよセブン

鉄砲伝来記のいやよセブンのレビュー・感想・評価

鉄砲伝来記(1968年製作の映画)
3.0
種子島にもたらされた銃はその後の戦争の形を変え、歴史も左右していった。
嵐により航行不能に陥ったポルトガル船が、種子島に漂着、助けてくれるお礼にと銃をくれる。
このコピーを作れ、と命じられた刀鍛冶(東野英治郎)、その娘(若尾文子)がポルトガル人の船長と恋に落ちる。
鋳造ではなく鍛造で造るが、ネジ止めの概念がなく苦労するなど、実に丁寧なつくりだ。
日本の工業技術の原点のようなもので興味深い。
美しい若尾文子を見ているだけでも満足。