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鉄砲伝来記
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『鉄砲伝来記』に投稿された感想・評価

青二歳

青二歳の感想・評価

4.5
DVD化希望。若尾文子のロマンスはファンとしても不要だが…鍛冶がこんなしっかり撮影されている映画は珍しいのでは!"種子島"鉄砲を見よう見まねで再現した刀鍛冶八板金兵衛の物語。ヤラセなし"プロジェクトX"!刀鍛冶東野英治郎がいい〜味わい。日本工芸史上におけるネジの出逢い!劇場のスクリーンで観る、打つ鉄の赤さ!天然色フィルムならではの色味。うっとり。いいわあ〜。

60年代、アメリカ軍カッチョいい神話を生み出したTVドラマ"コンバット!"のヒーローがカタコトでヒロイン若尾文子と壮大なロマンス。"宇宙からのメッセージ"ヴィック・モローも"コンバット!"ヒーローでしたが…なんかすみません。明と交易してたポルトガル人のはずなのにガッツリ英語。
史実じゃ南蛮船じゃなくて中国船らしいですが、あの特撮シーンはすごいですね。予算の掛け方は知っていても削り方を知らない大映ならではの豪華特撮。ミニチュアの遠景は東宝に頼んだのかな。
後期大映らしい痛々しさはあるけど東野英治郎の旨味で良作の仕上がり。前向きに…一粒で二度美味しいと思うことにしましょう…若尾文子カタコト英語のぐだぐだロマンスパート。ここ削って東野英治郎の男一代記に仕上げて欲しかったけど、まぁエンタメということで。その辺の加減が良ければ超大作大河ロマンにもなり得たかも。さらにネジのくだりを追加してくれたら胸熱。日本って釘を使わない建築とかが発展していたからでしょうか、鉄砲の再現で初めてネジを知り、この時からネジの開発が始まって行くんですね。で、そのネジの作り方を探るため娘若狭をポルトガル人に嫁がせたという伝説があるとかないとか。その辺をモチーフにしたお話なので、ロマンスパートもまあ興味深いといえばそう観れなくもない。

それにつけても東野英治郎って烏帽子…似合う。鍛冶職人の装束着せると本当に居そうです、こういう刀鍛冶や神職の爺さま。
実話のような話だそうな。娘を嫁に差し出して鉄砲の仕組みを教えてもらうなど当時の日本人の凄まじさがわかる。若尾文子がエロいのが面白くらいか。日蓮シリーズよりは、面白い。途中はほとんど鉄砲コピー物語。田口トモロヲをナレーションにすると「プロジェクトX」だ。こういう歴史物は、大抵大味な作品が多い。
Jimmy

Jimmyの感想・評価

3.5
初見は2015年の「若尾文子映画祭(@角川シネマ新宿)」で当時は未ソフト化作品だったので大きなスクリーンで若尾文子主演作を観られる幸せを感じたが、約8年ぶりに購入DVDで鑑賞したところ「なかなかディテールに拘りを感じる作品」に見えた🙂

物語の舞台は種子島。
ポルトガルからの南蛮船に乗っていた船長が持って来た鉄砲の威力を見た殿様が、鍛冶職人(東野英治郎)に「この鉄砲を調べて、同じものを作れ」と命じたので鍛冶職人は鉄砲を分解して構造を調べて同じものを作ろうとするのだが失敗を繰り返す。
その職人の娘(若尾文子)とポルトガル人船長(リック・ジェイソン)は言葉は通じないものの、気持ちを通い合わせて、だんだんと惹かれ合うようになる。
そして、そして……若尾文子と外人のキス・シーン‼️
映画館で1度観ているのに、複雑な気持ちになる😅💦
更に物語が進むと、そんなシーンは無かったのに、「えっ、南蛮人の子供まで身ごもっている‼️」という驚きも再び。
和服(着物)の若尾文子がポルトガル人とやっちゃったの❓❓❓……ちょっと品が無い表現ですみません(^^;
……といった若尾文子ファンには驚きの展開😳

でも、それは置いといて、物語をしっかり見ると、鍛冶職人が苦労を重ねて鉄砲を作り、それが織田信長によって長篠の戦いで使われ……という流れとなり、確りと合戦シーンまであるなかなかの大作。
さすが「永田雅一製作」の大映映画🎥

初見時には何となく物足りなさを感じたものの、今回はなかなか面白く観ることが出来た🙂

本作は1968年の映画なので、若尾文子が大映作品に出演する終盤に位置する映画🎥

<映倫No.15251>