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シンドラーのリストの豆onpeetsのレビュー・感想・評価

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)
5.0
キングスマンファーストエージェント
を見たので、
レイフ ファインズさんを見る為に💕

そんな気持ちで見たら涙腺崩壊していました😂


いつもの なっげぇ〜感想を書きます。

ほんと、便秘の時のトイレタイムにでも
どうぞ🚽💩


〜終〜


人を救う
それはとても難しく
何人、何百人を救ったとしても
罪悪感が残るものである。

「1人救う者は世界を救う。

それはユダヤの教えです。」




一見、この作品のあらすじを見ると
シンドラーと言う聖人君主な人が
ユダヤ人を救う‼︎


みたいな
ヒーロー的なお話だと思ってしまいます。


しかし、映画が始まると、、、


全く真逆の人物❗️
何よりただの成金。💴



しかし、ストーリーが進むにつれ
ドイツ軍によるユダヤ人への迫害を
目の当たりにし、
彼の何かが変わって行く、、、。🙍🏼‍♂️



、、、。

と言うような変化も見られ、
この作品が『名作』と言われる
要因の一部分だと思われます。







✡️【レイフファインズさん演じる
アーモンゲートの残虐非道】


なんと彼は、
起き抜けに強制労働所で働いていないユダヤ人を見つけては射殺して遊ぶ。

そんな彼はとても幼稚で有る。


しかし、シンドラーの
トップに立つ者としての所作に憧れます。


「力とは人を許す事」と実行に移すが
やはり彼は我慢できず少年を射殺します。


彼はやはり彼でしか無かったのです。


そんな彼の悲壮と残虐性も見所でした👍❗️






✡️【リーアムニーソンが演じるシンドラー】


彼は軍事工場にユダヤ人を雇い入れ、


ほうろう容器、厨房食器を作っています。


お偉いさんの懐に潜り込むのが上手く、
かなりのやり手である事が伺えます。



彼は別に、ユダヤ人への慈悲とかでは無く
『利益の為』に、
低賃金で働かせられるユダヤ人を雇い入れます。



そんな彼の意に反し、
ユダヤ人からは聖人として崇められ
彼はモヤモヤとします。



しかし、
不当に自分の従業員を殺されれば兵士に、、、



「従業員は大切な働き手だ
君はこの会社の損失を埋められるのかね!?」
と詰め寄ったりもします。



しかし、シンドラーの周囲のユダヤ人達は
容赦なく殺されて行きます。


そんな景色に彼は顔をしかめます。


シンドラーは最後に
「もっと金があれば」と嘆きます。


(そこは何故、金だったのかは
是非にご覧下さい。)


そして、不良品とは言え軍事用品を作っていた彼は戦犯として追われる身となります。


そんな彼の指には、
ユダヤ人達から贈られた大切な指輪と、💍

彼らの署名がありました。📄





✡️【ベンキングズレーさん演じるシュターン】


工場でユダヤ人が働くには
ブルーカードが必要となります。



ユダヤの歴史の教師や音楽家、
労働力にならない者は殺されるのですが



彼は偽造書を作ったり
ドイツ軍に説明をしたりして回ります。



そんな彼らをシンドラーの工場に雇い入れます。



シンドラーの右腕として工場の運営、会計、
軍の上層部への贈り物等、
秘書として抜群の仕事をこなします。


シンドラーには仕事仲間として
とても信用されています。

映画では列車で連れて行かれそうになるのですが
実際は違う方のお話だそうです。🛤





🎞【作品について】



1993年の作品なのですが
白黒の映像で描かれています。



だからこそ、リアリティが増します🎬



勿論、
実話でも有るのですが
スピルバーグ監督の手腕もあり
当時の映像なんじゃないか、、、
と思わされます。



その中の演出の1つで
白黒の世界に赤いコートの女の子の演出はとても魅力的でした。



近くに大人もおらず、殺されて行く大人達の景色を背景に淡々と歩いていきます。



少女が歩く道にしては死体が転がり過ぎている。

でもこれがきっと少女のリアルな景色
なんだろうなと思わされました。



そして1万人を焼いた丘
死体はリアカーで運ばれ、
コンベアーで荷物のように扱われる。


そこには赤いコートの少女の姿も、、、。





そしてもう1つ。🕴🏻

銃殺の為に
男性は外に連れて行かれ
正座をさせられるのですが、


兵士の銃の調子が悪く

何度も何度も何度も何度も

カチャ  不発

カチャ  不発

カチャ! カチャ! カチャ! カチャ!

弾が一向に発射されないシーンは、


ま、じ、で
凄い怖かったです。😭


撃たれるシーンよりも恐ろしい演出、、。


もう、
その殺される彼は
自分自身でしかない感覚に陥りました。



  💪【力とは】

シンドラーは正義のヒーローではない。
彼はただの1人の男。



彼は聖人でも無ければ犯罪者でもない。



人とはそう言うものだと言う事が
とても分かる作品です。


人間は良いも悪いも混在している。
その部分をとても丁寧に表現されてる事に
感動します。



アーモン「自制心、
自分を管理できる事は大きな力だ」


シンドラー
「犯罪者を殺す事は誰にだって出来る。
しかし、それは力ではない


力とは殺しても構わない奴を許す事


皇帝とは寛大にも残虐にもなれる。


彼らは恐るに足らないと言う事だ。」


このシンドラーのサイコパスな返答に聞き惚れます。


   🪖【戦争】

迫害はダメだ!


、、と私達の時代の思考が通用するわけがない、と言う事を頭に入れて見ないといけない。


身体障害者、精神異常者は
ガス室で殺される。

私達の正義的思想であれば
あり得ない!人権侵害!と言うと思う。

しかし、リアルに考えると
戦争には使えないし税金を食い物にされる。


戦争中の思考として、国を守る為、経済を守る為、そう言う人達を切り捨てて行くと言う手段を取ると言う判断は、極悪人とは言いづらい。。


まぁ、しかし、、

ナチスのやり方は
頭の良い人達が
沢山調査されており

結局は国がダメになるし倫理的にヤベェ
と言う結論に至っているので
「完全悪」としてみなされていますが、、

もし成功していたらと思うと鳥肌ものです。。



それに「人種」とかではなく
「稼ぎ」などに言い方を変えれば


日本人も優生思想の人が正直多いと思う。



何百年経とうが人間の思想はあまり変化しない。


だからこそ
こんな世界に一生ならない為の努力と、
試行錯誤をしなければならない。


未来を担う若い子達は外の世界に目を向けて
考える事だったり、学ぶ事だったり
実践する事が沢山あるんだよぉ〜。


とか老婆心で言っちゃう豆でした。。。👵🏻✨
分かってるよそんな事!
ですよね😝てへ。


まぁ、、、

こんな事を書いた日には
この世から消されるかも知れませんが、、、


映画とかの
ナチスやヒトラーのいじられ方は好き、、、
(小声)


:(;゙゚'ω゚'):‼︎‼︎‼︎‼︎ハッ‼︎‼︎‼︎ 卍💨






💥








_:(´ཀ`」 ∠): ぴくぴく 😇
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