観た後にスピルバーグだったんだと気付く。
ジョン・ウィリアムズだったと気付く。
巨匠2人がホロコーストの最中、
ユダヤ人を救おうと翻弄されるオスカー・シンドラーの葛藤を描く。
3時間を超える長作だけど、
それを何故か感じさせない。
白黒で良かった、、
唯一とも言っていい赤、
作中でシンドラーが助けられなかった赤い服の女の子の手を握っているジャケットなの本当にさ、、、、
そしてジョン・ウィリアムズの音楽。
劇中に流れてる、シンドラーのリストのテーマのメロディーがもう本当に良すぎるのよ、、、
悲哀と嘆きが込み上げてくるような弦の音が堪らなく苦しい。起きている現実を無力にも切なく纏めあげているサウンド。
この旋律聴くと涙が出る。
シンドラーは聖人君子ではなく野心家で芯からのビジネスマンだったけど、結果的に多くの人々を救った。
無慈悲に理不尽に、殺されていくユダヤの民を見るのは辛いけどこれが現実にあったことを受け止めたい。