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シンドラーのリストのkayjinのネタバレレビュー・内容・結末

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

流れ自体は悪くないが余白が多すぎる。セリフがなく同じような光景が続くシーンは少しずつ飛ばしながら観た方が観やすい。
商人としてユダヤ人と関係を持つ様になったシンドラーが徐々に自身のすべき事を見つけできうる限りの最大の努力をするが、最後にみせる後悔がシンドラーの商人から人としての成長を物語っている。
最後の「結婚にも事業にも失敗した」はいらないなと思った。これまでの苦渋の決断を繰り返して1000人のユダヤ人を救うという偉業がしぼんでしまう。語るのであればいついつ何をして最後はこうなったを具体的に語って欲しかった。それまでの物語によってシンドラーへの好奇心が湧いていたが最後でケチがついた様に感じる。
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