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シンドラーのリストのmireiitoのレビュー・感想・評価

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)
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シンドラーのリスト
スティーブン・スピルバーグ監督
1993年
アカデミー賞作品賞、監督賞

孤独な映画少年から世界のヒットメーカーに、と言われるスティーブン・スピルバーグ監督はアメリカオハイオ州出身で父の仕事の都合で引越しを繰り返す孤独な少年だった。父から貰った8ミリカメラに熱中し、12歳から短編映画を作り始め、14歳で戦争映画を撮影、18歳で自主映画を町の映画館で有料公開していた。大学時代からユニヴァーサルの撮影現場に出入りして刺激を受け、1968年に自主制作の35ミリ映画『amblin』をつくった。この映画が認められ、ユニヴァーサルと契約しプロの監督となる。1971年『激突!』がテレビ用映画で高評価をうけ、翌年『ジョーズ』がアメリカ映画史上最大のヒット作となり、一躍トップ監督の仲間入りをした。1977年『未知との遭遇』1982年『E.T.』『インディー・ジョーンズ』など、ヒット作を次々に生み出していった。娯楽映画が多かったが、1993年にユダヤ人の大量殺戮をテーマにした『シンドラーのリスト』を発表し、アカデミー賞作品賞と監督賞を初受賞した。以来、1998年『プライベート・ライアン』や2005年『ミュンヘン』など人間の重厚なドラマなども描くようになる。

映画を見て、冒頭のシーンで人間の死体を大量に捨てていたのがとても衝撃的だった。ユダヤ人たちが最初ずっと怯えてて、戦争の恐ろしさが伝わってくる演技でした。でもそれが役者ではなく遺族の一般人と聞いて驚きです。
調べてみると、監督があの有名なスティーブン・スピルバーグ監督だったので初めて知って驚きました。名前や映画は知っていたけど、詳しい生い立ちなど今調べてみて初めて知りました。12歳から自分で映画を作っていて今となってもずっと映画を作り続けているスティーブン・スピルバーグ監督は本当に映画を愛しているんだなと思いました。スティーブン・スピルバーグ監督がユダヤ人ということも初めて知りました。彼にとって『シンドラーのリスト』がどのようなものなのか、自分のルーツを辿る大切なものなんだろうな、どんな気持ちで製作したのかなと色々考えさせられました。
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