このレビューはネタバレを含みます
600万余のユダヤ人が
大量虐殺されたホロコースト。
結果的に1100人もの生命を救った
実業家オスカー・シンドラー。
それでも尚彼は
もっとお金があれば
もっと多くの人を救えたのにと。
車を売ればあと10人を救えた、
バッジであと2人
たとえ1人でも多く。
口先だけでない正義を
自分の持てる力財産を通じて
体現した人物。
彼も元々はそんな大義を持った人物では無かったよう。
異常で理不尽な現状を目の当たりにする日常の中、
彼の心に信念が宿っていったのだろう。
シンドラーのユダヤ人の
子孫は6000人以上。(映画時)
胸が苦しくなるシーンの連続でした。
ユダヤの聖書(タルムード)の言葉
「1つの生命を救う者が世界を救える」。