シンドラーのリストのベジータのレビュー・感想・評価

スピルバーグ史上最大のバチクソの名作。

目を背けたくなる様なエグい描写の数々が史実の凄惨さを物語り作品としての説得力を増す。

特にモノクロの映像を活かした女の子の赤い服の演出の衝撃と絶望感は正に天才だと思いました。

最終的に全財産を投げ売って1100人以上ものユダヤ人を救ったオスカー・シンドラーですが、まだ救えた筈なのに…と涙する姿は感涙もの。

ホロコースト映画は好きで色々観てきたけど今作がその名でも一番かも。
こんなに心が揺さぶられたのも久しぶりでした。

2024年21本目