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シンドラーのリストのKAKIPのレビュー・感想・評価

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)
4.5
記録用
スティーブン・スピルバーグ監督作品。
第二次世界大戦時のポーランドでナチ党であるリーアムニーソンが工場を経営しており安価な労働力としてユダヤ人を雇い入れる。
最初は労働力としてしかみていなかったユダヤ人に対して心境が変化していった頃ナチスによるジェノサイドが始まりなんとか工場の仲間だけでも救うため大量の工場関係者のリストを作り始めるが、、、。


かなり内容が繊細であるため元々はアウシュビッツ経験者でもあるロマンポランスキーが制作予定あったが最終的にはスピルバーグの手に渡ったのは有名な話だが
こんな重い話でもスピルバーグのエンタメ力で一種のエンターテイメント作品に変えてしまうのは巨匠の手腕の恐るべきところか

エンターテイメントにより過ぎているため当時は批判もあったようだがこのバランスで撮ったことで後々にまで語られることになるのであれば映画冥利に尽きるのではないか。

現在でもイスラエルとガザの紛争が起きているがどちらが良い悪いではなく
この時のように悲惨な目に遭うのが弱き小市民であることをハリウッドにいるユダヤ人の子孫の方々はいつまでも忘れていないことを願いたいです。
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