Yuria

シンドラーのリストのYuriaのレビュー・感想・評価

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)
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シンドラーがただの善人でじゃなく商売人としてのしたたかさ、ダーティさも描かれててよかった。
集団での記号としての死が見ててしんどくなってそれが何回も映された後の、名前と顔を1人ずつ写すシーンとラストのカラーパートでやっと個人の尊厳が取り戻されたように感じた。
墓石を道路に使ってるのが辛くて涙出る。

所長がユダヤ人メイドに対して抱いてる感情が、南北戦争前の女性奴隷に対して農場主が抱いてるそれと一緒やな思った。
置かれた立場や時代の価値観によって左右される人間て生き物はほんま不可解やな。
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