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シンドラーのリストのmaruchantinのレビュー・感想・評価

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)
4.7
U-NEXT

まるで記録映画のようでありドキュメンタリーのようでもある。そして実話がもとになっておりシンドラーが存在したことだけでなくあのような悲惨な状況が続いていたこともまた事実であることが受け入れ難い。
もう一度見れるか?と言われればなかなかキツいのだけど淡々と観れた。淡々と観るにはキツい内容ではあるのだけどどこか現実ではない=映画であることで諦めつつ≒史実であることに目を瞑っていたところはある。
シンドラー自身も完全なる善ではなかったように思える所が現実的でたぶんあそこで変わったんだろうことは映画の技法としてもわかるんだけど
人物的にはどこか掴めなかった。それがまた人間的でありその時代を映してるようで胸にくるものがあった。
辛い。生き残るのは運だったろう。それでもシンドラーはリストを作った。人間的、あまりに人間的だった。
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