学生の頃授業で見せられた気がしたのですが、ほぼ記憶に無かったので鑑賞。平和（？）な現代を生きる我々がこの問題に興味を持つきっかけになる素晴らしい映画。
なんだか思ったよりもドキュメンタリー的ではなく、映画的な、ドラマチックな感じでした。だからこその批判もあるだろうけど、そのお陰でかなり見やすくなっており、万人に観てもらえる作品になったんじゃないかな。おそらく監督はこの作品でホロコーストの全てを描こうとしたのではなく、鑑賞後の私たちがこれをきっかけに自分で勉強するべきなんです。映画でなく本当のサバイバーの伝記がいくらでも残ってるわけですから。監督の知名度も含めてそのきっかけになる素晴らしい映画だと思います。
それにしてもこの作品のリーアム・ニーソンは最高でしたね。顔も体格も佇まいも自信に満ち溢れていて、（あくまでもこの映画内の）オスカーシンドラーを物凄くかっこよく表現していました。オスカーとシュターンの友情にも泣けました。
面白いと感じるかは勿論人それぞれですが人生で一度は観るべき映画かと思います。ちなみに長すぎたので私は二日に分けて見ました😅
