シンドラーはその時、1000人以上の命を救った。しかしシンドラーはその時、もっと救えたと泣き崩れた。
シンドラーのその時救った1000人以上の命が子孫を作る事で、その子孫もシンドラーは救った事になる。その子孫の子孫、また更に子孫、シンドラーの救った命は無限大となる。彼はそれ程に偉大な人物だと知った。
正直、戦争映画、モノクロ映画には苦手意識がある。特にこの手の映画は。しかも長丁場。それなのに不思議と観入っていた。
銃声の音がリアルに怖かった。
ラスト、モノクロから色鮮やかになった映像が印象的だ。
名作と聞いて観たが、まさしく名作だ。最近僕が思う名作の法則、「名作は90年代に作られる」。まさしくこれも93年公開作品。
戦争のない今がどれほど幸せかを痛い程感じた。
