kou

7つの贈り物のkouのレビュー・感想・評価

7つの贈り物(2008年製作の映画)
3.4
冒頭、主人公が911に緊急通報をして、自殺をしている人(自分のこと)がいるというのを話している場面から始まる。
あ、重い話だこりゃ…
国税庁職員の主人公が、職場のデータを見ながら何かしら人を選んでいる。
いきなりコルセンの男性にクレームを付けまくる。
知らない人の病気の様子を聞きまくる。
DVを受けている女性に助けたいんだ、突然訪れる。
何だこれは??

と思いつつ、中盤でもしかして?ともう解ってきた。
終盤まで解らないって人も多いようだけど、私は解っちゃったのでそこからは長いのなんの。
問題は何故そうしたいのか。何が彼をそこまで掻き立てるのか。

泣ける映画としてあげられるけど、彼の行為に対しては泣けない。
ガキの頃からの親友とそして弟を思うと胸が痛い。

過去にやってしまったことに対して、考え抜いた”社会貢献”?なのかもしれないけど、死んだ人は帰ってこないのよ。

ウィル・スミスのシリアスな演技は内容どうこうと別によかったです
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