題材良過ぎる。
人(車)として大事な事が詰まってる。
ここ3年で自分と見つめあって導き出した答えの全てが映画にパッケージされてた。
「あー、出した答えは間違いじゃなかったんだなー」
と思えてなんだか勝手に救われた気持ち。
子供の頃レースシーン以外は退屈してた。
今はその逆。
これは大人、いや素敵な大人になるために観るべき映画。
名シーンが止まらない。
サリーとの
「あー!!そうだね!!」
「あー、そうだね」
「あぁ、、そうだね、、、」
の言葉の伝え方のニュアンスの違いや
ドックとの
「一度でも誰かの為に生きた事はあるか?」
という幸せになるためのヒント
は心にぶっ刺してくる。
大事なのは結果じゃなくて過程。
他人を蹴落としてまで手に入れた栄光に
何の価値もない。
自分よがりに無理して取った一位より
仲間と取った三位が良い。
17年ぶりに観たレーシング映画は
カッコよくて、かわいくて
笑えて、泣けるヒューマン映画だった。
この先もし自分を見失いそうになったら
また観ようと思う。